■人事労務に関する諸制度を構築しても、いきなり明日から業績が良くなったりはしません。では、なぜ制度づくりをおこなうのでしょうか?
- 1.「社長と従業員の間のコミュニケーションのルートを構築」し、
- 2.「社長の経営に対する思いの従業員への伝達と共有」を行い、
- 3.「従業員のベクトルを会社の向かうべき方向に合わせる」 ことにあります。
制度導入が目的でないことは言うまでもありません。業績をあがるための土台の一部です。
- ■「人が輝く」組織の構築
■社長の思いに共感し、自発的に働く従業員をいかに多く抱えるかによって、その会社の業績は大きく変わります。従業員を活かすのは、全て経営者の頑張りにかかっています。従業員が頑張れる会社づくりを「人」に関する制度づくりからサポートします。どんな仕事も「人」が絡んできます。
■「人」を輝かせる仕組み作りが会社にとって今後ますます重要となってきます。今業績の良い会社を見てみると、やはり「人」を輝かせる仕組みづくりをきちんとやっている会社が非常に多いのです。会社の思いを反映する「賃金制度」「評価制度」「就業規則等社内ルールづくり」等「人」に関する制度を通して「経営の意思の伝達と共有」を行なうことにより、従業員の仕事に対する姿勢や会社の業績も変わってくるはずです。
経営理念(社長の想い)→経営方針(戦略)→そのために必要な人材像
■社長の経営に対する思いをいかに実現するかが最大の狙いとなりますので、経営理念(社長の想い)の確認をさせて頂くことから始めます。経営理念(社長の想い)についての話し合いをする機会は中小企業の場合は、あまりないケースも多く、実際にこの想いについての話し合いを経営幹部でじっくりと行なうだけでも、非常に良いお互いのコミュニケーションとなります。経営理念(社長の想い)から、今後会社が進む方向をしっかりと見極め、現状とのギャップから必要な従業員像を明らかにし、一人ひとりに求める従業員像を伝えることが、非常に大きな意味を持ちます。
- ■会社ごとのニーズに合った制度づくり
■「制度をつくったら儲かるの?」
評価・報酬に関する制度をつくり、導入しただけですぐに従業員の動きが変わって業績が良くなることはありません。
制度をしっかりと運用し会社に定着していかなければ、制度の効果も表れません。「人」に関する制度は社員や組織を活かし、会社の強力な推進力となってもらうための、「仕掛け」づくりですから、「仕掛け」をつくっただけで、「運用」しなければ(運用できなければ)意味がないものなのです。
分厚いマニュアル、専門家でなければわからない難しい仕組みや専門用語、難しい制度を作っても運用できないことも多いのです。(格好のよいフェラーリよりも、プリウスの方が毎日の仕事においては役に立つのではないでしょうか?)出来るだけ運用しやすい制度を目指します。
制度は作った後の運用が非常に重要となってきます。しっかりと運用していけば、会社の業績も変わってくるはずです。
- ■人事制度と会社業績
■「会社ごとのニーズに合った制度」
社長の思いが違い、会社の経営状況も1社1社違います。
初代、2代目、3代目、代が変わったり、会社の創業期、成長期、安定期であったり、市場動向の変化など、会社ごとに環境も違います。
しっかりとお話しをお聞きした上で、会社に合った制度を一緒につくっていきます。